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2015 08 25 tue Vol.146


おはようございます。火曜日です。今週もナガメルお届けします。今は富山です。ナガメル夏の会にきました。朝はちょっぴり寒いくらいになってきましたね。季節の変わり目、風邪などひかないように!!今週も火曜日、おつきあいくださいね。


富山を代表する場所らしく

商工会議所の方から、こんなお叱りをD&D富山に頂きました。「富山を代表する場所なんだから、あんながらくたみたいなのを積み上げてたら、みっともないよ」と。汗・・・。もちろん、ニコニコしながらの愛のたっぷりこもったアドバイス。一瞬、ムカッときましたが、D&D富山のある場所は新幹線駅でもある「富山駅」から徒歩10分。県庁の横という超好立地。県民会館とホールがある建物の1階角。もちろん、複数のコンペによって決定された私たちは、とはいえ「D&Dスタイル」である中古家具を積み上げ、工業用シェルフを積み上げ・・・。その様子についての意見でした。

富山はYKKに代表される工業県でもあり、私たちが若い世代に向けて販売している工業用のシェルフなどは、ここにくると珍しくもなんともなくなる(笑)。で、一等地でそのジャンクスタイルともいうD&Dスタイルは、「みっともない」ということになる。そして、「富山を代表する場所」であることは、やや忘れ、自分たちのスタイルを貫けば、D&D好きの若い世代には喜んでもらえると信じて進んできたわけです。

今や、D&Dを大学や新聞社、県がやる場合のような「公共性」の中に「民間の継続性と、買い物の商売感」に期待するケースが増えてきました。つまり「その土地のためになる活動をする店」という、非常にバランスの難しいものです。韓国あたりでは「社会的企業」の名で、社会性がその店にあると人件費の補助がでるような話を聞きました。日本も、助成金や税金でそれをやろうと試みましたが、やはり「商売人」にある程度任せないと税金ばかりかかってしまうし、継続しない。富山店の場合、最初の作り込みは県の資金で行って、その後の雇用を含めた運営はD&Dが商売として投資しているわけで、私たちのようなお金のない社会的企業にとっては、このパターンが一番、双方にとっていいわけです。つまり「D&Dのブランド感」はそこそこにして、「地域を盛り上げる活動」と「地場物の販売」「地のものを使ったレストラン営業」をする。「D&Dのブランドが4で、県営的な社会的スタンスが6」くらいの理解でやらないと成立しない。で、怒られたわけです。中古のかっこいい(と、僕らは思っている)雑貨家具を積み上げるスタイルはちょっとやりすぎってことです(笑)写真は今の怒られた状態のもの。26日に富山にまた行き、富山を代表する場所にふさわしいバージョンにレイアウト変えしてきます(笑)。



今週のちょっと気になる

1 「印鑑」の産地に行ってきました。
山梨県市川三郷町はハンコの里。これからD&D山梨を舞台に、新しいハンコを開発できたらなと、お邪魔してきました。そもそもヒスイなど、「石」が採れたことで発展した町。それが時代とともに、例えば、役所はデジタル化というか、ハンコで管理とかしなくなっていく方向がある。でも・・・ということで、もがいてみようということです。土地には魅力的なストーリーがある。技術も残っている。しかし、ハンコって面白い。コレクターが熱狂する世界があって、見ちゃいました。わかる!!!(笑)




2 ポスターの町
富山は「薬売り」の産地だったこともあり「印刷」の発達した町です。YPPをはじめ、東京のトップデザイナーがその世界レベルのクオリティに仕事を依頼してきます。ポスタートリエンナーレも昔から行われ、こういう県にいる人は、そういうことが普通になっていて、特別なことだと気付きません。例えば、B倍縦のポスターが町に貼れる専用什器がある。つまり、町にグラフィックデザインが風景としてある。これはとっても素敵なことだと思いました。




3 何で止めるか
ふと、うどん屋さんで手に取ったおにぎり。いざ、食べようとしたら値段シールで止まっていた。なんだかちょっとイイナと思いました。製造日を明記しながら、包装のテープ代わり。あれ、僕だけですかね。こういうのに反応するの・・・(笑)。


4 実績を積み上げるとできること
岐阜県下石町。とっくりの生産で反映した陶器の町に何年か前に講演で呼んで頂き、その晩泊めて頂いた伊藤さんの家で「この辺では登り窯を夜通し焚く時に、栄養と簡単とおいしさを兼ねた「味ごはん」というのを各窯元の家はつくるそうで、それを振舞ってもらったことをきっかけに、これで町の結束をと、「味ごはん対決」というイベントに発展させました。3回ほどやったでしょうか。僕の手からは離れ、ふと、久しぶりに遊びに行くと・・・・商品化されていた。なるほど・・・。


5 充電器
最近の僕の充電器はこれ。正確に言うと、いろいろ試した結果、これに行き着きました。レンタカーで移動することも多く、自動車で充電することも多いので。いつもカバンに入っています。



Twitter(ナガオカのつぶやき)の解説

「今年で講演はお終い」2015/7/9

講演って、最初は楽しいだけで引き受けてました。やがて、「D&Dのことを広めないと」と思い、やがて、日本の消費やデザイナーの働き方について、「一緒に考えるきっかけをつくらないと」と思い、だんだん、回数が増え、スライドの使い回しも効かなくなり、最近は、求められるテーマや、こちらから見える問題点も具体的になり、「具体的なスライド」を時間をかけて用意するという感じのガチな講演会が増えてきました。もちろん、懇親会とセットということで一泊二日の行程が増え、仕事にも影響してきました。同時に、ふと思いました。講演会ばかり呼んでくれるけれど、何かその土地の具体的なプロジェクトには発展しない。ただ、助成金などでゲストを呼び、名刺交換して終わり・・・。そう感じるようになり、また、それを確信して、やめることにしました。何かの刺激にならないことはないとは思います。しかし、呼ぶ側ももっと「具体的な発展」のために講師料を考えないと、ただの会社の福利厚生みたいな、イベントをたまにやれば、うちの県ってそういうことに関心があって、いいよねってことになる。でも、それはそれ。それだけなわけです(ま、もちろん、僕の実力もありますが・・・)。
ということで、講演、今年いっぱいでやめます。


「地味のあるデザイン」を読んで

エル・デコ誌に書評を書かせていただきました。デザイナー小泉誠さんの最新著書です。おそらく、9月初旬全国発売でしょうね。さて、それに先駆けて読んだ感想をかきます。僕も地方をめぐり、仕事は頂けども、数々の失敗をしています。そんな立場で読むと、もっと早く読みたかったなぁ思える具体的なことがたくさん書いてありました。ぜひ、「ものづくり」に関わっていて、「地域の産地と仕事をしているデザイナーや開発者」「地域でものづくりをしていて、デザイナーの言っていることがよくわからない作り手さん」に読んでほしいと思いました。以下、ポイントです。

・顔の見えないユーザーにものは作れない。

・地域の作り手ももっとデザイナーを選ぶ意識が必要だ。デザイナーの役割は三種類くらいに分けられる。
「すぐ売れる」「じっくり売れる」「売れないけれど有名になる」そう言うと、みんなは「すぐ売れる」と答える。
 だったら、そういうのが得意なデザイナーを探せばいい。という選び方くらいはできないといけない。

・僕のデザインは「デザイナー主導でない関係」でつくっています。

・「すごく大変だったら断ってください。でも、ちょっと大変ならトライして欲しい」
 このデザインはちょっと手が掛かるというものは、つまり、やる気がなければやれないということで、やる気になってもらうことが重要。

・どんな分野でも、継続してきちんと結果を出せている多くの人はそうだと思うけど、具体的に何かを考えるのではなくて、ビジョンやいいイメージを持って多角的な思考をすることで案が降りてくるんだと思います。

・センセイと呼ばれてしまう産地とデザイナーの関係をなんとかしたい。

・ものづくりが続いていくには、背景として頼まれてもいないのに提案する「提案型」では問題がある。いったい誰のためにつくっているのか?をしっかり考える必要がある。

・「活動」なら基地が必要

・デザイナーは「質のよい経験の積み重ね」でいい仕事ができるようになる。

・「事業」と「家業」を考える。家業でしかできないこと、事業じゃないとできないこと。事業スケールだと、じっくりやってられない。



松手帳――成長してました

数ヶ月ぶりに富山店に行ってきました。上層階の県民会館で開催されるイベントのおかげで、相変わらずの大賑わいの土曜日。12時前からウェイティングの長い列。久しぶりにキッチン内に入り、ナガオカと皿を洗いました。オープン当時を思い出します。あの頃はフロアのサービスもキッチンの調理も全く追いついてなくて、待っているお客様は沢山いるのに、客席にご案内することができなくて、「あの席、空いてるじゃない!」って言われながら1時間近くお待たせするという冷や汗ものの営業でした。あれから5ヶ月。同じ行列でしたが、席は満席。お料理もドリンクも次々と出ていき、空になった皿が次々と洗い場に帰ってきます。オープニング当時から既にスタッフの入れ替えも何名かあったりしましたが、お店全体はしっかりと成長していました。

土曜日は落語前に立ち寄る方でショップもカフェも埋め尽くされ、50代以上のお客様ばかり。こんな日はショップの売上げはなかなかふるいません。落語を聴きにきたおばちゃま達がコーヒードリッパーを購入されていく筈もなく。翌日曜日は前日とは打って変わって20代の6人グループの女の子達や、小さなお子様連れの若い夫婦で店内は賑わいました。どちらもD&DEPARTMENT DININGの風景なんだよなーと、不思議な気持ちになります。奥沢本店を立ち上げた2000年当時は、デザインが解る人だけ来ればいいと本気で思っていて、入口に会員ゲートをおいて、会員しか入れないようにしよう、とか考えていました。ダサい人は相手にしたくないって。それからいろんなことに気がついて、もっともっと日本のデザイン文化度の底上げをしていかないといけないんだと考え直し、15年を経て目の前に広がるこの風景。よくここまで来たものだと思います。私たちもじ~っくりと成長しているんですね。


T手帳――石拾いの聖地

メルマガ夏の会参加のため富山に行ってきました。ほぼ徹夜明けの参加だったので、夏の会~地元のクリエイ党の方々のトークショー~夏の会の打ち上げと、到着日は完全に燃え尽きてしまいましたが、翌日は富山店のダイニングでコーヒーを三杯とモーニングを食べエネルギーを注入し直しました。モーニング・プレートのベーコンが絶妙な塩加減・焼き加減でとても美味しかった。3ヶ月かけて完成したはっとりちえさんの壁画も遂に対面することができ、立山連峰の稜線に並んだ色とりどりの子供たちの空中浮遊とその下のテーブルで談笑するお客さんたち含めた構図がなんとも平和で美しい光景でした。

さて、エネルギーとカフェインを充分充填したあと昼過ぎに富山駅に向かい、「あいの風とやま鉄道」に乗って一路越中宮崎のヒスイ海岸を目指しました。何を隠そう僕の唯一続いている趣味は「石拾い」でして(笑)、旅先で気になった石をちょいちょい拾ってきてるうちにいつの間にか自分から時間をとって石を拾いに行き始めるようになりました。富山駅から1時間、2両編成の電車に揺られていった先に全国的に有名なヒスイ海岸があります。普段は散歩がてら近くの多摩川縁りの川岸を独りで採取しているので、波打ち際にうずくまる家族連れの影を見たときは同朋の存在にうれしいやら気合いが入るやらでなんだかちょっと緊張してしまいました(笑)。まぁ彼らの目的はあくまでヒスイであって、僕のようになんとなくいい感じの石を探すという意味不明な行動とは目的も効果も違うのですが、とりあえずここでは何時間いても不審者扱いはされません。

確かに石拾いの聖地のような場所なので、無限にある石ころも多摩川縁りのそれとは格が違う感じで、もうテンション上がりっぱなしです。万が一のヒスイ発見にも気を配りつつ(笑)、一心不乱に波打ち際のいい感じの石ころを探し、何度か波の急襲を受けながら約2時間石拾いを堪能しました。日曜日とはいえ電車の本数が圧倒的少ないので戻りの新幹線の時間を考えると2時間が限界だったのですが、出来ればもう2時間ぐらい居たかった。波間に転がる石の音に後ろ髪をひかれつつ、再訪を誓いながらずっしり重くなったバックパックを背負って海岸を後にしたのでした。




調べたら薬石というらしい。微量の放射線を出していて風呂に入れると薬効があるとして昔は重宝がられたらしい


白くて重くて表面に味の素みたいなキラキラがあるこれはもしや?


光を透過するヒスイ色の物体、それはもう・・・!?


こんな人がいてこんな本を書いている。発見したときは飛び上がって驚いた!


今週のナガオカ

8/25(火)d&radio京都収録/d拡大会議(京都泊)

26(水)富山へ移動/富山店レイアウト変え(東京へ移動)

27(木)マルニ60mtg/カリモク60mtg

28(金)大田市場/d&radio京都放送日

29(土)テレビ東京スタジオ収録/d47museum「47麺」レセプション

30(日)越後妻有バスツアー(新潟泊)

31(月)越後妻有バスツアー(新潟泊)


編集後記

無事、夏の会がD&D富山店で行われました。参加くださった20名ほどのみなさん、ありがとう。メルマガの中でだけのつながりを、年に何度か交流会をして、より、僕も実感しながら続けられたらと思って始めた会も、3回目となりました。ついでにD&Dのある土地に行こう、東京以外の読者にも会いに行こうということで、富山店の協力ももらい、ささやかですが、料理とデザートを作ってもらいました。富山店には素敵なテラス席がありますが、みんな日々、いっぱいいっぱいで、外にサーブする余裕がなく、実は一度も料理を外で食べてもらうことはしてきませんでしたので、これが実質のはじめてとなりました。スペシャルな夏の会の実現、ありがとうございました。




編集後記トーク(僕:N/聞き手:T)

怠け者

T: 富山お疲れ様でした!と言いつつレイアウト変えにまた行かれるんですね。まあ自分でやってる店なので当たり前といえば当たり前ですが、やはり遊びに行くのとは違いますよね。僕にとっての非日常が、明確に日常として責任と実務が存在する。やりたいこととやるべきこと。そんな当たり前なことに気づき、並大抵のことじゃないなとあらためて思いました。

N: あー(笑)僕は本当に怠け者なんです。嫁に聞いたらわかりますが(笑)。
自分の怠け者度がわかるので、スケジュールも仕事もわざと入れてます。自分の怠け者度に、本当に嫌気がするくらいダラダラなので(笑)。
頑張ってますよ!だから、働き者ではありません(笑)。


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